Fiction Holic

ゲーム、アニメ、漫画、小説、映画などなどのフィクションについて語ります。

一冊の本が少女にもたらす悪夢、そして真の恐怖とは。They Bleed Pixels

They Bleed Pixels


They Bleed Pixels Launch Trailer - YouTube

They Bleed Pixelsは2012年8月29日からSteamにて配信されている、可愛らしいドット絵とちょっぴり?のクトゥルフ神話モチーフが融合したゲームです。もちろん買った理由はドットだからというのもあるけど、海外ゲーでは珍しい(かどうかは僕が海外ゲーに触れてなさすぎるので不明だが)、主人公が女の子だからです。うん、かわいいよ。かわいいんだけどね。

どんなゲーム?

ジャンルは2Dアクションゲームです。超シンプル。

攻撃ボタンとジャンプボタンがあって、矢印キーで移動する。攻撃も矢印キーの入力でパターンが変わったり長押しして敵を打ち上げるとかの派生があるぐらいだし、ちゃんとチュートリアルもあります。うんうん、実にシンプル。

なにが楽しいの?

びっくりするぐらいの死にゲー。PVとかで敵に爽快にコンボ決めてたり丸のこぎりに敵を吹き飛ばしてわーい楽しい!とか、そういうゲームじゃなく、ひどく恐ろしいまでの死にゲー。たぶん敵を倒した回数をはるかに上回って主人公が死ぬ

具体的に言うと、このゲームにはゲームオーバーがありません。残機とかなし。体力がハート3つ分だけあって(画面右上に表示)、これがなくなると死亡。じゃあ死んだらどうなるか?というとチェックポイントからになります。そしてチェックポイントは画面上のゲージを赤い玉を取ったり敵を倒して最大まで貯めると、プレイヤーの位置にチェックポイントが作られます。つまり、ある程度進むごとにチェックポイントを自由に作れるようになるということです。逆にチェックポイントを作るためには一定時間止まらないといけないので、チェックポイント縛り、みたいなこともできますがそんなドマゾなことする人はいないと思います。

なんでかってめっちゃ死ぬからだよ!空中の足場から落ちたら地面にびっちり針があって死亡、敵に殴られてノックバックしたら丸のこぎりにあたって死亡丸のこぎりにあたってふっとばされてべつの丸のこぎりにあたってふっとばされて(中略)死亡、等々。3桁は余裕で死ねます。4桁いってるかもなぁ(未クリア)。もう何回も何回も主人公の少女の悲鳴を聞きまくって設定的に少女の悪夢の中のはずなんだけど少女よりもプレイヤーの方がSAN値ががりがり削れていく。あぁ、また死んだ、おう、また死んだ、あぁ…。

でもそうやっていくつもの少女の死体を積み上げた上で困難を突破した時にすごい脳汁がでます。もう脳内薬物ってれべるじゃないくらい気持ちいいですよね。でももう二度と同じ所はやりたくないですね(半年以上放置)。

アクション好きでドット好きでマゾゲーマーならおすすめ。それ以外はストレスためるだけです。

どうやって遊べるの?

Steamで9.99ドルで配信中。なんかコレクターズ・エディションとかあるけどよくわかりません。