Fiction Holic

ゲーム、アニメ、漫画、小説、映画などなどのフィクションについて語ります。

格ゲーできない僕が格ゲー好きな理由を考える会

タイトル通り、僕がちょくちょく遊ぶけど全然上達しない2D格闘ゲームを通して僕というゲーマーがどういうゲームを好むのかというのを分析しようと思っていました。が、月刊スパ帝国Vol21「ゲーム2.0」に そ の 全 て の 答 え が あ り ま し た 。ので皆さん是非読もう!

 

と、だけぱぱぱっと記事かいたからおーわりっ!とか舐めプにほかならないのでざっくばらんに書きます。

 

まず、2D格闘ゲームといえば、思い浮かばれるのはストリートファイターとかギルティギアとかそういう辺りでしょうか。僕自身が触れたタイトルはわずかです。初めてがっつりやった格ゲーはアーケードのメルティブラッド、その後アルカナハート(初代)やらPS2メルブラやらをやったりして、P4Uが最後ですね。これぐらいのラインナップでしかも1キャラの基礎コンボレシピちゃんと覚えたかどうかぐらいしかプレイしてません。つまり初心者か、一応もろもろの格ゲーのにおける概念は知識としてあるので初級者ぐらいです。ざっくり言ってしまえば格ゲーにわかプレイヤーです。

 

そんなにわかプレイヤーがどうしてこんな記事を書いたか、というと僕自身もよくわかりません。たぶん自分の考えをまとめたかっただけだと思います。というわけで以下本題。

 

正直、ゲームが好きな理由なんて「楽しいから」の一言で終わってしまうのですが、前々からゲームに楽しさを感じる部分が「プレイヤーのプレイスキルによって全く違う、という現象をいろんなジャンルのゲームで感じていました。たとえばSTGでハイスコア出したい!という人がいればノーコンティニューで全ステージクリアしたい!という人もいます。この二人の間に存在するのは経験、知識、操作技術を含めたプレイスキルの差なのです。つまり操作技術が上達していくことで得られる楽しさと、操作技術が上達しきって初めて得られる楽しさがあるのです。

では格ゲーで操作技術が上達していく楽しさ」とはなんぞや?という話。まず好きなキャラが自分の操作通りに動くのって楽しい。レバー倒せば移動するし、ボタン押せば殴ったり蹴ったりしてくれる。基本的な動かし方ができると、コマンド入力がちゃんとできてキャラが必殺技を出してくれるのが楽しい。さらに上達していくと、コンボレシピ通りに操作すると長いコンボが決められて大ダメージを取れる。大ダメージが取れれば勝てる。楽しい。みたいな。

まぁ僕が基礎コン練習して覚えたら満足しちゃう人間なのでこっから先の楽しさはわかりません。が操作技術的にはコマンド入力が自分の意志で出せるようになればもう十分な気がします。

 

ではでは、操作技術が上達しきって初めて得られる楽しさとは何かといえば、ずばり対人戦での読み合いなんじゃないかなぁと思います。

格ゲーで読み合いってどういうことなの?という方も格ゲー全く触らない人ならいるかもしれませんが、操作技術が上達しきった人間のプレイする格ゲーはリアルタイムで進行しながら駒を動かすのにコマンド入力が必要な将棋みたいなものだと僕は思ってます。

たとえば、格ゲーの攻略wikiなんかにいくと「択をかける、選択肢をかける」、という言葉が出てきたりします(たぶん)。これはある状況下において、こちらが複数の攻撃する手段を持つ時に、相手が上段中段ガードできる立ちガードをするか、下段ガードできるけど中段食らってしまうしゃがみガードをするかという選択肢を与えるというもの…だと思います(うろおぼえ)。これができる人達というのはどのキャラのどの技の当たり判定がどうなっててどれぐらいの間発生してて、それをガードしたらどれくらいの時間硬直するとかが頭の中に入ってるからできるんですね(きっと)。この択をかけるというのが将棋などでの数手先を読む、というより数手先を固定する状況に持ち込むことなのかなーと思います。

 

つまり、僕が格ゲー好きな理由はキャラが動いたり必殺技打ったりしてかっこいいーっていうのに加えてちょっぴりだけど対人戦でどう動いたら勝てるか、どこでどの技を使えば当たるかという読みの楽しみを感じているからなんだ、というお話でした。このあたりの楽しさが違うところから発生しているとか、段階が違うから楽しみが違うという話も月刊スパ帝国Vol.21「ゲーム2.0」で納得の行くわかりやすい解説があるので、この記事何が言いたいかわかんなかったと言う人は購入して、読もう。

 

 

そういえば昔、格ゲーを擬似的にする2人用カードゲームを考えていたんですが似たような事を考える人がやっぱりいたのでお蔵入りしました。