Fiction Holic

ゲーム、アニメ、漫画、小説、映画などなどのフィクションについて語ります。

Minecraftの孕む危険性について

そういえばMinecraft歴が1年過ぎました。ごきげんよう。

 

物々しいタイトルではありますが、今回の内容は「Minecraftやってると時間的にもモチベーション的にも他のことがやりづらくなっちゃわない?」という話です。Minecraftの孕むと主語をMinecraftにすげ替えてますが、この問題自体はプレイヤーの解決すべき問題なのでMinecraftをdisる記事ではないです。

 

でははじめましょう。

 

0.序論

Minecraftってそもそもなに? とかいう人はまずこの記事読んでないと思いますがMinecraftってどんなゲームだっけという話から入ります。

Minecraftはいわゆるサンドボックス型のゲームで、ブロックで構成された世界をプレイヤーキャラクターが冒険したり生活したり何かを作ったり戦ったりするゲームですね。高い自由度がプレイヤーにあらゆる表現手法を可能にして、各プレイヤーが自分のやりたいことをやれる。そんなゲームですね。

 

1.Minecraftは遊びを具現化するゲームである

このブログで、僕の考えている「遊び」というものについて書いた覚えがないので、ちょっと書かせてもらいます。

「遊び」というのは人間の行う活動の1つであり、その特徴として1つは「何かを模倣している」こと、そしてもう1つは「空想を共有する」ことがあります。僕はこの2つのどちらかの特徴をもつ行動は遊びだと考えています。もちろんゲームをプレイすることも遊びの1つであります。

では章題の遊びを具現化するゲームというのはどういうことか。簡単な話で、Minecraftのワールドというのはプレイヤーの空想をそのまま体現しうる世界であるということです。空想の世界であるMinecraftのワールドの中で農業を営むことも、ゾンビを相手に戦うことも、秘密基地をつくることも、巨像を建てることもできる。プレイヤーの考えることはワールドに入ってプレイさえすれば不可能な事は(技術的問題等々を除いて)ないのです。そしてそのプレイ内容も、サバイバルの序盤の木製ツールから石ツール、鉄ツールになって掘れる鉱石が増えることでツール類が充実し武器防具も安定した性能になるなど人類史を模倣していると言っても過言ではないのではないでしょうか。

システム的なプレイ内容(模倣)と高いプレイングの自由度(空想の共有)の2つを併せ持ち、それを可能にしているMinecraftは僕にとって遊びof遊び、ゲームofゲームなのです。

 

要約:Minecraftって自由度高くてなんでもできるのってすごい

2.Minecraftは破壊と想像のゲームである

Minecraftの幅広いプレイングを許容するゲーム性はその幅広さ故に他のゲームを内包しているように僕は思えます。

家を建てる建築シミュレーションがあり、洞窟探索やゾンビ達との戦闘のアクション要素があり、農業や家畜を増やす牧場経営があり、村人と交易し村を発展させる資材管理要素があり…他にもMinecraftの中でできることはたくさんあります。そうした幅広さから根源的な破壊したい欲求と何かを作り出したい欲求がMinecraftを遊ぶだけで同時に満たされてしまうという稀有な現象が発生します。

 

3.結論

つまり、Minecraftで遊んでるといろんなやりたいことが一挙に満たされちゃうから他の本来やりたいことをやらなくてもいっかーってなってしまう、ってことを言いたかったんだよ!

 

1章、2章からMinecraftはだいたいなんでもできちゃうから、いろんな人達の複雑な構造のなにかやりたい欲っていうのも満たすことができちゃって人によってはモチベーションが奪われちゃうから、特にクリエイティブな趣味を持ってる人は超危険だよ!という事を言いたくてこういうタイトルにしただけです。オチとかない。