Fiction Holic

ゲーム、アニメ、漫画、小説、映画などなどのフィクションについて語ります。

レディ・プレイヤー1の結末について

みなさん、ごきげんよう。 先週、レディ・プレイヤー1を見てきました。

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また最高の映画が増えちまったな…というくらい最高の映画だったんですが、物語の締め方にちょっと物申したい感じがあります。 というわけで以下ネタバレありです。

レディ・プレイヤー1は、両親をなくし保護者であるおばさんもギャンブル中毒的なヒモを養っており貧乏かつ現実に居場所がない人生どん底ギークが主人公です。 そんな主人公が本当の居場所としてほぼ常駐しているVRゲーム「オアシス」でヒロインと出会い、今は亡きゲーム開発者が残した隠し要素=イースターエッグを見つけ出し、悪の企業の企みを阻止してゲーム運営を仲間立ちと引き継ぐわけです。
で、ゲーム運営になったことで彼がやったことの一つとして、「リアルを大切にするために定休日を作る」なんですがこれってどうなん?ということが言いたい。

主人公はゲームに対する深い愛と開発者への共感、そして仲間やゲームプレイヤーたちの協力によってゲームを守ることができました。 そして、主人公の愛するヒロインも当然ながらゲームの中で出会ってるわけですね。

リアルを大切にするためにゲームにログインできない日を作るって お前それ物語開始時点のお前(主人公)に言えんの?となる。
というかリアルの人もゲーム内の人も変わらず、中に人がいるわけで、別にリアルで会おうがゲーム内で会おうが変わらなくない?なんのためのVRゲームなの?という。

いえ、お話的に家庭を持てなかった主人公が自分の幸せな家庭を持とうとするのはめっちゃ分かるし納得できる部分もあるんですが、でもゲームの世界を奪われた物語開始時点の主人公みたいな人たちがいっぱいいるはずで、その人達は救われなくていいのか?となってしまうんですよね。

でもそこ以外はもう文句まったくないんですよね!
僕のオタク人生はガンダムから始まっていたので、あの「俺はガンダムでいく」からのくっそかっこいいRX-78-2がもうめちゃくちゃ最高だったんですよね……。
履修してなくてわからないネタ(シャイニングとか!)もあったんですが、それ抜きでも最高の映画の一つなのでほんとよかったです。